何気ない言葉の熟成

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(←タイトルかっこよくしたくて
言いたいことと合うようにもうちょっと考えようっと)

小学校の先生や恩師の「あの言葉があったから」と人物のドキュメンタリーで
よく出てきますが、そんな大げさなものでもなく、先生でもなく・・・

言った本人は、もう忘れているかもしれない、
言ったことさえ覚えていないかもしれないような何気ない言葉。

その言葉がどこかに残っていて行動に大きな影響を与えていた、
背中を押してくれた、
なんてことを
ある時認識するときがないでしょうか。

大げさな話ではないけれど、心の片隅に残っていることが
決断の大きな理由の他の「小さくて細かいけれど案外大きな理由」(プチプラス大切理由)になった、という話なんですが、
今回の書籍『「子なし」のリアル』の出版を決めたことも
そんなことがありました。

本を出すといっても、度々書いているように
商業出版ではないので、大きなお金がかかり
それは大変な決断でした。

決めるのは自分ですが、
そんな中、交流会に来たある方の言葉がふと・・・

最初に交流会に参加されたときは
エスリンクスも立ち上げていなかった頃でした。
久々に2回目に参加された時に

「子どもがいない人の交流やおしゃべりをただするというだけではなく
もっと高み(?という言葉ではなかったけれど、そんな感じの言葉)
を目指したい、もっときちんとした形にしたいとSamiさんが言っていた、
それは印象に残っている、それで2回目に参加した」
(かなり要約)

と言われました。
まだエスリンクスを作る前の私の目標を覚えていてくれたのが
私の方もとても印象に残っています。
この時に言われたことも、本の出版を決める時に思い出しました。
プチプラス大切理由のひとつです。

そしてあともう一つプチプラス大切理由を挙げるとしたら
15年くらい前になるかなあ、当時の同僚の一言(しかもちゃんと言っていたか分からない)。

東京の白寿ホールというところ(運営している会社の建物の上にある小さなホール)で
「リクライニングコンサート」というのがあります。
リクライニングでクラシックを聴けて
聴きながら寝ても大丈夫。料金2000円。
こんな感じ→
ここ数年行っていないけれど前なんて「がーがー」いびきをかいていたおじさんがいた。

同僚と行ったのですが、今ほどネット情報も多くはなく
ブログもやっている人もそんなにいない頃ですが
彼女がブログにこのコンサートのことをアップしたら
「よくこういう珍しいいろんなの知っていますね」とコメントが来たらしい。

「私が知っていたんじゃなくてSamiさんがこういう珍しいの見つけて教えてくれたのアップしているんだよね~」と
独り言みたいな、私に言っているみたいな・・・。

この2,3秒の彼女の言葉に
「えっ、私って珍しいの見つけてくるの上手いの?」と思ったのでした。

(同僚に教えた何か珍しいものはリクライニングコンサート以外に1,2くらいだと思いますが、、、)

別にノンファンに関することは見つけたわけでもないけれど
子どもがいない人のことを今回のような視点で扱う本が「珍しい」というわけで・・・
この時の何気ない本人が忘れたような言葉が
本を出す後押し、プチプラス大切理由になっています。

—-
逆もありますよね。自分が覚えていないことで言葉が他の人に残っていること。

またものや情報でも。
「〇〇って楽しいよ」と私が言ったことを忘れているのに
その後〇〇に何回も行っていてはまっていた、などなど。

人ってどこで影響を与えて与えられているか分からない。
それを意図していても意図していなくても
人の関係の中で人やものの縁が織り込まれて行くんだな~と思います。

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